タイ北部の民族「カレン族」が作るカレンシルバーのピアスです。
カレンシルバーは近年の銀の高騰や、職人の減少により
希少価値があがり、本物と出会うことは難しくなっているようです。
DADORで扱うカレンシルバーは、
カレン族の方と古くから親交を深めながら、正規のルートで販売を行っているチェンマイ(タイ北部の街)のショップから仕入れをさせて頂いています。
《カレンシルバーとその模様について》
カレンシルバーは、タイ北部カレン族の村で、作られるシルバーアクセサリー。カレン族の村では代々伝統の手法が受け継がれています。
カレン族を語る上で重要なひとつにアミニズム(精霊信仰)があります。
アミニズムは生きとし生けるもの全てに霊や魂が宿っていると考える観念です。
カレンシルバーのモチーフや模様も精神世界と深く結びつきがあり、身につけることで、霊を取り込み、幸運を呼び込むと信じられています。
代表的な文様や刻印に、パドゥアと呼ばれる花や蓮、バナナの葉などの植物、象や牛、魚、貝などの動物、太陽などがあります。その模様の種類はおよそ数百種類以上あると言われ、古くは紀元前より伝承しているそうです。
《カレンシルバーの特徴》
銀はとても柔らかい鉱物の為、通常は他の金属を混ぜ、強度をあげます。カレンシルバーは一般的に知られるシルバー925(銀含有率92.5%)よりも銀の含有率が高く95~97%とも言われています。
その為、一般的なシルバーと比べ、独時の温かみがあります。
更に銀以外の不純物が少ないため、軽度の金属アレルギーを持つ方も身に着けられることが出来る場合があります。
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《模様や刻印の意味》
魔除けと宇宙
※個人的に調べた限り記載しています。
《サイズ》
(モチーフのみ)
30mm×8mm
※ハンドメイド品のより左右で若干の差があります。
※シルバーは時間が経つにつれ、空気中や人の体から排出される硫化水素などに反応し、黒ずみが起こります。
これはシルバー製品には必ず起こる現象です。
その場合は、シルバー製品用のクロス等を使用すると綺麗な色に戻ります。汗は特にその進行を早めるため、着用後は布などで拭いて頂きますと、変色を防ぐことが出来ます。